緊急の場合

質問

赤い（茶色い）水や白く濁った水が出るのですが？

回答

配水管の工事や断水※ などによって、水道管内の水の滞留や水圧、水流の変化があり、一時的に蛇口から赤水や白く濁った水が出ることがあります。

※ 突発的な事故以外の水道工事をする場合は、事前にお知らせを回覧します。

鉄さびは主に水道管に付着したものです。赤水は、水道管内の鉄さびが、水の流れの変動によってはく離し流れ出した時に起こります。

環境省の水質基準では、鉄の濃度は0.3mg/リットルと設定されていますが、これは、鉄の濃度が0.3mg/リットルを超えると水に色がついて見えるためです。なお、鉄は人体に必要な微量ミネラルであり、日本人の食事摂取基準2020年度版において、1日に必要な鉄の摂取基準は、7.5～10.5mg/日（18～29歳　推奨量）と設定されています。

万が一、赤水を口にされても直ちに健康に被害があることではありませんが、赤水が出ている間はご使用を避け、蛇口からきれいな水が出ることを確認してからご使用ください。（白い器に汲んでいただくと、判断がしやすくなります。）
※鉄さびは、トイレ、給湯器、浄水器などに詰まってしまうことがあるため、トイレ、給湯器、浄水器以外の蛇口から水を流してください。

しばらく水を流してもきれいな水にならないときや、気になるときは、企業団までご連絡ください。

白濁した水は、コップに水道水を汲んだ時に下の方から徐々に透明になる場合は、空気の混入によるものです。安全性に問題はありません。
しばらく使用しても変化がない場合は、ご連絡ください。

朝一番や、しばらく使用していなかった時に、一時的に赤い水が出る場合は、宅内の給水管内の鉄さびが原因と考えられます。

使い始めの水をしばらく捨て水するか、老朽化した配管の取替をすると赤水は解消されます。（費用はお客様負担となります）

捨て水は、掃除や植木・庭のまき水などの飲用以外の用途に利用してください。